当社は、京浜港における港湾運営会社として設立されました。国際コンテナ戦略港湾政策を推進すべく、国・横浜市・川崎市・民間金融機関の出資を受け、世界最大級のコンテナ船に対応可能な南本牧ふ頭をはじめとしたコンテナターミナルの整備・運営を行っています。
当社は、2016年1月に京浜港の港湾運営会社として設立され、以来、国・横浜市・川崎市・民間金融機関の出資のもと、世界最大級のコンテナ船に対応可能な南本牧ふ頭をはじめとするコンテナターミナルの整備・運営に取り組んでまいりました。これにより、我が国の産業競争力の強化と経済成長に寄与してきたと考えております。
現在、グローバルなサプライチェーンの再編や、脱炭素社会への移行といった構造的な変化が進む中、港湾に求められる役割も高度化・多様化しています。横浜港は、基幹航路が集積する国際ハブポートとしての機能をさらに高め、川崎港は冷凍冷蔵倉庫群を中核とする総合物流拠点としての強みを一層磨き、世界に選ばれる港湾を目指してまいります。
当社は今後も、国際コンテナ戦略港湾政策が目指す国際基幹航路の維持・増加を通じて、日本の産業競争力の強化と国力の増強に貢献すべく、柔軟かつ戦略的な港湾運営に取り組んでまいります。
引き続き、皆様からのご協力とご支援を賜りますよう、お願い申し上げます。
代表取締役社長 中井 拓志
新型コロナウイルス感染症の影響による世界的な国際海上コンテナ物流の混乱など、急激に変化する国際物流情勢を踏まえ、これまで推進してきた国際コンテナ戦略港湾政策をフォローアップし、今後の進め方について検討を行うため、国土交通省港湾局は令和5年2月に「新しい国際コンテナ戦略港湾政策の進め方検討委員会」を設置し、検討を行いました。
同委員会におけるこれまでの検討の結果として、「最終とりまとめ」が令和6年2月16日に国土交通省港湾局より公表されました。これを受け、当社は港湾法第43条の12第1項の規定に基づき、京浜港における埠頭群の運営計画の変更を行い、国土交通大臣より認可を受けました。
このたび、認可を受けた京浜港における埠頭群の運営計画(概要版)を公表いたします。
◆「新しい国際コンテナ戦略港湾政策の進め方検討委員会 最終とりまとめ(令和6年2月16日)」
参考URL:https://www.mlit.go.jp/kowan/kowan_fr2_000054.html(国土交通省HP)
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